磁力で医療薬物投与(磁石の解説)

磁石の使用用途の解説です。

世間ではあまり知られていませんが、医療現場では
がん治療時の薬物投与に磁性体が用いられ活躍しています。

一部のがん細胞は42℃程度の温熱で細胞死を起こし、
免疫力が活性化、放射線治療や抗がん剤の効果が増強する事が分かっています。

この温熱治療に加え局所(患部)により高熱を加えて
がん治療を行う「局所高熱治療法」があります。
この治療方法の時に磁性体が活躍するのです

数百ナノメートル程度の磁性鉄微粒子を局所(患部)に注入。
医療装置を使い、局部(患部)に注入した磁性鉄微粒子を発熱体として活用し、
温熱治療方に比べより高い温度で治療、より高い効果を発揮します。

この様に実施の医療現場で磁性体を用いた治療が行われ、
他にも薬品に磁性体を含ませ、磁力で薬品を患部へ集中的に
移動・集める事でより効果を高める方法もあるのです。

磁力・磁石を用いて活用する方法は世の中に様々あるのです。

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