相模化学金属のコラムへようこそいらっしゃいませ。
桜の花もあっと言う間に散り、どんどん蒸し暑くて嫌な季節に入っていきますね。 季節の移り変わりは早く、気持ちの良い季節は短いです。 早速ですが、みなさん本は読みますか?
スマホやタブレットが普及した今、本の売り上げが伸びず本屋さんが閉店していますね。 まさかこんな時代が来るとは… 私はアナログ人間なので本屋さんに行っては話題の本を買って読むのが好きです。 ジャンルは特に決まっていなくて、ジャケ買いして痛い目に合う事もあります。
推理小説は犯人探しが面白いし、漫画のようにサクサク読めるので好きです。 先日読んだ推理小説に「実に面白い」内容があったのでちょっとだけ紹介したいと思います。
私の好きな作家さんの小説にまさかの磁石が登場したのです!しかも特殊な磁石! 実は前回コラムを書いたのも私なんですが、磁石が歌詞に登場し、 小説にも登場するなんて、なんかすごく嬉しかったのです。
みなさんご存じのように磁石はN極とS極があり2ポールですよね。 それがモノポールの磁石が作れるのでは?と言った物理学者がいるとか?いないとか? そこでちょっといろんな先生(Web上にいる先生です)に モノポールとは何か聞いてみました。
聞いてみたんですけど、全然意味が分からないんです。 磁気単極子、磁気モノポール=単極しか持たない磁石… うーーん?なんですかそれ?
以前現場で磁石を割ってしまった時に 割れた磁石はまたそれぞれ磁極を持って二つの磁石が誕生したのを思い出しました。 通常磁石はN極とS極を持っています。
過って割ってしまっても
割れた磁石の中でまたN極とS極が出来るんです。
だからモノポールなんてあるかしら?…と思ってしまうのですが。
先生に聞いてみたら、いやぁ~すごい式が出てきたり、 訳の分からない単語が並んでいて気持ち悪くなりました。 やれやれ。
そこで少し分かりやすく説明してくれた文があったので抜粋して並べてみます。
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【モノポール磁石は量子力学的な理論や素粒子物理学の一部で提案されていますが、 実際の観測や実験でこれらの磁石が発見されたという証拠はありません。】
–なるほど。
【理論上のモノポール磁石は、磁束量子と呼ばれる量子的な磁気単位を持ち、 これが磁場を伝播する粒子であると考えられています。 ただし、これまでの実験では、これらの磁石を発見することが出来ていません。】
–なるほど。
【モノポール磁石が実際に存在するかどうかは、 物理学の未解決の問題の一つとして残っています。 多くの物理学者が、モノポール磁石の実験的な証拠を探していますが、 これまでに確認されたものはありません。】
–なるほど…
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まだ見つかっていない、出来ない、確認されていない。 そうなんですね、見つかってないんですね…
もしこのコラムに興味を持っていただけたら是非調べてみてください。 物理好きの方は面白いかもしれません。
ちょっと私には難し過ぎてとりとめのない内容になってしまいました、 お時間取らせてすみません。
でも懲りずにまた見にきてください。
さぁて、今日も帰ったら借りた本を読まなくちゃ(笑)
では、また。